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キャッチ、語呂合わせ
日本語には、美しいリズムがります。五-七-五、五-七-五-七-七、俳句や短歌のリズムです。このリズムは、心地よく、覚えやすいため、多くのキャッチコピーなどでも活用されています。研修、セミナーなどでもこれを活用したいですね。伝えたいことを、五-七-五あるいは、五-七-五-七-七、のリズムに乗せて伝えます。伝えたいことについて解説し、その事例にまつわるエピソードなどが、咄嗟に、五-七-五に変換できれば良いが、それは、熟練の域でしょう。予め、仕込んでおけば、タイミングよく流し込めます。少しウィットを利かせて、サラリーマン川柳なども使えるでしょう。いずれにしても咄嗟には創り込めるものではないので予め準備しておきましょう。また、同じ単語や同じフレーズを3つほど並べて、韻を踏むことも効果な方法も有効です。反復、韻、テンポ(KA3.5.1)は、記憶定着(KA3.5)で説明しますが、理解促進(KA3.4)でも有効な方法です。
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時間配分(集中持続時間、休憩時間)
一般に、人間の集中持続時間は、40~50分と言われています。ただ、これは、リアルな場であり、オンライン環境では、せいぜい、15~20分程度でしょうか。この集中時間の話は、場やコンテンツを創る際、当然この特性を意識し、考慮しなければなりません。一定の集中状態をキープした形で必要なことを伝達します。休息を挟んで、繰り返します。時間の配分に違いはあるかも知れないが、原則的には、細かな最小単位、小見出し(KA3.1.2)に分割して、それらを組み立てます。休憩の終了時間間際、受講者が集まってきたタイミングで、ラジオ体操も良いでしょう。
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As-IS/To-Be、Before/After
研修、セミナーの効果測定は、場の最後に行われるアンケートだけではありません。受講者の皆さんは、「変化」や「成長」を求めています。分からなかったことが分かった、できなかったことができるようになった。これを研修受講の最後に確認し実感したいわけです。一番効果的な方法は、研修の冒頭でアンケートを行い、研修の最後に同じ内容のアンケートを行います。ここで、同じ質問項目であることがポイントです。受講中に知り得た情報や疑似体験により、ほとんどの場合、できなかったことができるようになっているはずですね。つまり、アンケートにより、自身の変化が見える化され、否が応でも気づかされ、成長を実感する瞬間である。これで、研修に対する満足度が上り、達成感を感じます。仕上げとして、タイミングを見計らって、「みなさん、成長しましたね」などとコメントを添えれば良いでしょう。そして、次の成長への足がかりとなる情報を提供します。STEP UP研修の紹介や関連するシリーズ研修の案内を提供することで、リピート受講に繋がる確率は高いですね。
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全体像とナビゲーションと小見出し
インストラクションデザインの分野では、受講者がどのタイミングでも、今どの部分を学び、次に何を学び、 最終的にどんなゴールが待っているかを、受講者自身が常に意識し、識別できる仕掛けを作り込むように推奨されています。これは、迷子にならないための仕組みです。リアルな教室では、「何Pageを開いてください」などトークでカバーすることができるが、eラーニングのような孤独な世界の中では、自己責任で対応しなければなりません。一人で学ぶ環境が強いられ、一旦、道を踏み外すと、迷子になってしまい、学習意欲が低減し、ついには、「ついていけない」状態になってしまい、学習を中断してしまう可能性もあります。これを回避するためにも、受講中に迷子にならない様な仕掛けとして、ナビゲーション機能を組み込むのです。具体的には、全体マップの縮小版を常にスライドの脇に表示したり、テーマをアイコン化して表示し、今、どのテーマについて説明をしているかを認識できるようにします。 また、eラーニングでは、1単元の長さは、15分程度が最適と言われてます。「ついていけない」状態を魁夷する目的もありますが、1テーマの長さを適切にし、復習を...
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ゴール、成果物
そして最終的なゴールは、受講者にとっての受講目的です。これを明確に謳い、コミットメントする必要があります。但し、ゴールへの到達は、講師だけの責任ではありません。当然、受講者側にも責任があり、受講者側にも、ゴールに到達するための前提となる知識やスキルが求められる場合もあります。この場合、この前提とする知識やスキルを提示し、事前に獲得するような働きかけも必要でしょう。具体的には、事前課題などで、このような知識やスキルを身に付けさせ、準備することができます。また、ゴールに到達したことを識別することと、研修に参加して学習したことを示すための成果物も必要となります。単に「修了証」という事務的な証左だけではありません。そこで学んだ知識や体験したことを思い出し、行動に繋げることができる物を成果物として、持ち帰っていただきたい。その意味で、何等かの「お土産」を準備し、持ち帰ってもらいます。目に見える形とすれば、テンプレートやチェックシート、覚書、のような形態かも知れません。継続的な研修セミナーでは、一定のインターバルを設定し、「宿題」を出すことで、継続的な学習を支援することもできます。
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対象者
対象者を明確にすることは、参加者の意識を自分事にする意味で効果がありますが、あまり絞り込むと集客に制限がかかると思われます。オープン研修の場合、受講者は、タイトル見て受講すると思われ、魅力あるタイトルにした方が良いでしょう。この場合、対象者は、受講する意志を固めた上で、一応確認するレベルだ。タイトルに「〇〇のための、」と付記する場合もあります。これはマーケティングの観点で、受講候補者の意識を自分事(KA3.2.1)にする目的であり、集客効果を狙ったものです。一方、社内研修の場合は一転する。「入社何年目の営業職のための」のように、限定的な募集になることもあります。これは、全体カリキュラムや個人のキャリアマップが存在する場合も同様でしょう。