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エンロールクエッション
エンロールクエッションとは、講師の簡単な質問に対し、挙手などを通じ、研修への取り組み姿勢などを確認しながら、研修に「巻き込み」、受講者の関心や興味を知ることが目的です。また、研修や講演を開始して間もないタイミングで 受講者の判断や行動を促し、自分事にしたり、手を動かすことで、アイスブレークと同様、緊張をほぐす効果もあります。このような質問では、「〇〇について、どのようにお考えですか?」というように、相手が答える範囲に制約を設けない、オープン・クエッションより、YES/NOのように、相手が答える範囲に制約して、簡単に択一的に答えられるクロースド・クエッションが良いでしょう。
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自分事
モチベーションの根源は、自分事と考えることです。自分事と考えないと、興味が沸かず、右から左へ通過するだけであり残りません。自分事で考えることで、脳内に、課題や問題が形成され、精神医学的には、不完全・不安定な状態となります。そして脳は、それを解決しようとするため、脳が活性がし、モチベーションが生まれます。自分事にするためには、自分が主役になれば良いのです。つまり、「私は、~~だ。」というように、自分を主語にして言語化します。言語化は、自己確立(KA4.1.3)であり、自分へのコミットメントにもなり、モチベーションの強化につながります。
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導入
導入部分でのアクティビティとして、一般的に①会場設備の説明②講師紹介③受講者自己紹介などが考えられます。 の会場であれば、①は不要かも知れません。社内研修であれば、③は不要かもしれません。場の目的により考えていただきたい。例えば、初対面の参加者であっても敢て、③を省略することもあります。これは、自己紹介に先立ち、慣れていらっしゃる方は別だが、恐らく、多くの参加者は準備ができていないので、その場で何を喋ろうか考えます。このため他の人が喋っている内容は耳に入りません。結局、自己紹介で、みなさんが参加者を把握し、相互理解を促進するという本来の目的を成就せず、時間だけが浪費され、かつ参加者の緊張感が増します。このため、いきなりの自己紹介は、お勧めできません。
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心理的進捗(ステップ、ゲート)
ハレの日の演出のところでも触れましたが、「誘導」、「承認」(KA2.1.1)は、研修の冒頭で行われます。ゴールへのコミットメントだけではなく、節目、節目でも取り入れるべきです。「誘導」、「承認」の効果としては、その節目の修了感と達成、進捗を意識させることができます。研修は、ブロックを1つ 1つ積み上げることに似ています。土台をしっかり固めてから上に積んで行くためにも、「誘導」、「承認」で足場を固める必要があります。例えば、「これで、〇〇について習得することができました。次は、この情報を元に、〇〇のステップに進みます。」、「よろしいですか。」ここでも、「よろしいですか」の問いかけることで、このテーマについて理解し、その次に進むという場を創ります。とはいえ、先に進むことに不安を覚える受講者もいるでしょう。そこで、「ご質問はありますか。」を添えます。
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ポジショニング(居場所の確保)
研修初日、受講者自身も、どんな受講者が集まるのか興味津々です。一方では、集団心理学の一端で、集団の中での自身のポジションを意識するでしょう。この心理的不協和(モヤモヤ)に対し、アイスブレーク(KA2.1.3)も一助となるでしょう。ただ、自己紹介は、導入(KA3.2)でも後述しますが、お勧めできません。そこで、エンロールクエッション(KA3.2.3)を使って、心理的不協和を解していく方法を紹介します。エンロールクエッション(KA3.2.3)は、受講者全員への問いかけに対して、挙手などで答えてもらうことで、受講者の分布を確認したり、意識を確認するために使われます。そもそも、エンロールクエッション(KA3.2.3)とは、講師の質問に対し、挙手などを通じ、研修への取り組み姿勢などを確認しながら、研修に「巻き込み」、自分事(KA3.2.1)にすることが目的ですが、一方では、手を動かすことで、アイスブレーク(KA2.1.3)と同様、緊張をほぐす効果もあります。例えば、「本日、ご参加の皆様で、営業職の方、挙手願います、技術職の方は、経営者あるいは役員の方。」という問いかけにより、受講者の属性や割合を...
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ストーリィで語る
ストーリィとは、上記のシナリオ(KA3.3.1)を任意に組み合わせ、意味のある構造に繋ぐことです。伝えたいことを伝えるだけでなく、前提となる条件や環境、その考えに至った経緯、あるいは事例、そして、結果、更には、及ぼす効果というように、伝えたいことを正確、詳細に、具体的に、伝えるための段取りでもあります。各段では、それぞれの意味や目的があるが、それらを素直に分かり易く繋げるためには、適切な「接続詞」が必要です。接続詞の使い方如何により、説得力が全く違うし、使い方を間違えると伝わりません。まず、「接続詞」を並べてストーリィの大枠を設計するとこのような過ちには陥りません。具体的には、投影資料を接続詞で繋ぎます。これで、大まかなストーリィができますね。 接続詞には、幾つかの種類があります。。 この接続詞は、「誘導」、「承認」(KA2.1.1)を併用してストーリィに組み込む事もできます。また、関連性(KA3.5.1)、不安定(KA3.5.4)の手法と連携して心理的進捗(KA2.1.8)を促し、記憶定着(KA3.5)させることもできます。