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禅語「不知最親切」に学ぶ
「しらず、もっともしんせつなり」と読みます。仏教の教えです。自身の目的を知らずに行脚に出る。これは、すべて人の為という事であり、「親切」である。親切とは、仏の道に近い(ねんごろ)行為という意味です。つまり、親切とは、無償の奉仕です。ですから「ありがとう」ということになるのです。
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禅語「好雪片々不落別処」に学ぶ
「こうせつ、へんぺんべっしょにおちず」と読みます。雪がバラバラに降り積もるが、偏りなく一様に降り積もる。自然は、一様で間違っていない。自然体(自分の重さや風向き)に従えば、落ちるべきところに落ち、判断や行動を間違えることはない。人事(雑念や、野心、欲求)が迷いを生み判断を誤る。
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禅語「無不是薬者」に学ぶ
「くすりならざるものなし」と読みます。すべてのものが薬(糧)になる。と言う意味です。楽観的な場面では、成程、薬になってためになったと思えますが、心穏やかでない場面では、なかなか、薬とは思えません。転じて、薬も読も紙一重と言いますが、どちらにも解釈できます。つまり、影響を考えれば薬にも毒にもなるということです。
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禅語「打葛藤」に学ぶ
「葛藤を打(た)す」と読みます。葛藤とは、心のモヤモヤですが、実は、「ツタガヅラ」という植物です。壁に絡みつくツタです。植物だと思うと、葛藤のイメージも少し変わりますね。怒り、憎しみのような概念ではなく、単に絡まっているだけ。実際、良く考えてみればそうかもしれません、絡まっているのであれば、ほぐせばよいのです。丹念に時間をかける場合もありますが、考え方、観かたを変えることにより一気に絶つことができるかも知れません。「打」というのは、坐禅の警策のことです。肩を「ビシッ」と叩かれ、モヤモヤが晴れていることに、気が付く。
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禅語「一期一会」に学ぶ
「いちごいちえ」と読みます。有名な言葉ですね。これは、茶道にも通じます。いつも同じ人でも、その時、そのタイミングで会うことが、一生に一度。その貴重なチャンスを大切にして、悔いのないようにおもてなしをする。これは、人に会うということだけではなく、時間の概念です。この瞬間は、戻ってこないのです。ですから、今を大切にして先延ばししない。という意味合いもあります。
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禅語「石圧笋斜出 岸懸花倒生」に学ぶ
「いしあっしてたかんななめにいでて、きしにかかってはなさかしまにしょうず」と読みます。タケノコは石をよけて斜めに生え、岸壁の花は、逆さまになってでも咲く。という意味です。何が正しいかを考える際、外部環境や条件を考え、臨機応変に対応しなさいということです。Plan-Bとか、う回路という考え方のあります。変化に柔軟に対応するということです。また、出来ない理由を考えてしまうと、本来やりたかったことが見失ってしまう。という戒めにも読めます。本当にやりたいことがあれば、出来ない理由ではなく、やるための施策を考えます。